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大学院過程 コース MSc MA ディプロマ
イギリスの大学院は、日本とシステムが異なっています。イギリスの大学院を狙う前に、そのシステムを良く理解しておく必要があります。何故ならば、イギリスの大学院に申請する前に自分の合ったコースなどを決定していく必要があるからです。申請するコースを間違えてしまうと、後から変更できないなど非常に面倒な事になってしまいます。

<イギリス大学院の授業コースと研究コース>
先ず、イギリスの大学院には、「Toughtコース」と「Reserchコース」があります。Toughtコースは、授業をメインにしているコースであり、多くの日本人が進む大学院コースはToughtコースである事が多いです。Reserchコースは、ほとんどが研究論文になっており、1年間研究論文のみで修士号を得るというコースです。

<イギリス大学院の文型と理系>
MAは文型マスターのことであり、MSCは理系マスターの事を指す場合が多いです。しかしながら、この区分は日本の文型と理系とは多少異なっている部分があります。例えば、経済学部などが「ソーシャルサイエンス」という科学分野に分類されていたりして、MSCに該当していたりします。簡単に日本の文型、理系区分で無い事を頭に入れておく必要があります。

<マスターコースとPGディプロマコース>
イギリスの大学院は、修士号所得を狙うマスターコースと、修士号所得を狙わない大学院ディプロマ(卒業認定)コースに分かれます。ディプロマは、イギリスにおいて大学院レベルの資格として認定されており、大学院の授業のみを受ける事になり、卒業論文はありません。ディプロマ課程に卒業論文をプラスしたものが修士号課程になります。ディプロマが9ヶ月間であり、修士号を狙うと修士論文3ヶ月が加えられて合計12ヶ月で修了となります。

<大学院Tought、Reserchの期間は1年>
イギリスの大学院で開講されている修士課程のコースは特別なコースを除き全て1年間で終了します。最初に必修科目があり、その後選択科目、その後修士論文の期間があり合計3学期で終了します。長期夏季休暇や冬季休暇はありませんので、一時帰国やインターンシップを行う時間はありません。

また学期の最後に期末テストと修士論文が課せられます。期末テストに落ちてしまったり、書いた論文が修士号授与に値しないと評価された場合には、修士号の学位を得られず、ディプロマの資格になってしまいます。通常は、一旦ディプロマの学位が授与されると(イギリス国内においては)修士号に変更することができません。

<Doctoral course (博士課程)PhDコース>
イギリスの博士課程は、自分の選んだ研究テーマを追求するリサーチが主体で、取得までに通常3年から5年程度かかる(学校の規則によって異なり、4年が最長限度といった所もあります)。入学には通常、博士課程と同じ分野の学士号を優秀な成績で取得している(この場合には1年目に修士号所得が求められたりします)か、修士号をあらかじめ取得していることが条件となります。多くの大学院では、博士課程の最初の数年間のうちに研究内容の方向性や研究手法の詳細をしるした Proposal と呼ばれる小論文を提出しなければならず、それがパスするまではMPhil.コースの学生、又はPh.D candidate と呼ばれて区別されたりします。

近年、大多数の大学院では、博士課程の1年目にリサーチ手法や理論を学ぶための講義出席や、理解度を試すためのエッセイの提出などを義務づけているところが多くなってきています。それ以外は基本的に担当の先生と相談しながら自分で研究スケジュールを決めて、それに沿って日々の研究をしていく事になります。

どんな分野の博士課程でも、スーパーバイザーと呼ばれる担当教授がついて、彼らとの定期的なミーティングで研究の進行具合や問題点を話し合い、研究を進めていくのが普通です。博士課程の最終目的は、研究成果をまとめた博士論文を提出することで、大学、学部の規程によって異なりますが、おおよそは5万から10万語程度の長さのものとなっています。

論文提出後は、他の機関に所属する研究分野のエキスパート (External examiner と 呼ばれる) と、所属学部内から選ばれた Internal examiner と呼ばれる通常2人の審査官との口頭試問があり、それにパスして始めて博士号 (Doctor of Philosophy) が授与される事になります。




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